皆様、こんにちは。
愛知県豊橋市の土木建設業、大松建設興業株式会社です。
先日より建設業の働き方についてブログを書かせていただいています。
今週のテーマは工事と地元の方々との関わりという話です。
工事を受注してから施工に入るまでに
特に公共工事を受注したときには、各種書類の作成及び提出等の事務作業と同時に絶対に外せない業務があります。
※これはあくまでも弊社が主に受注している豊橋市や愛知県発注の工事の際の話です。
規模や発注者によって異なることがあると思いますが、ご承知おきください。
※これはあくまでも弊社が主に受注している豊橋市や愛知県発注の工事の際の話です。
規模や発注者によって異なることがあると思いますが、ご承知おきください。
自治会長への挨拶
工事施工場所の自治会長さんに連絡を取って、工事を告知します。
大体の場合、工事内容や工期、工事場所等を掲載した工事案内を自治会長さんにお届けして自治会の回覧板に添付してもらいます。
例えば河川の浚渫や除草、農道の舗装、治山工事や公園工事等の沿線住民の通行等にあまり影響のない工事であれば、これで事足りることが大半です。
大体の場合、工事内容や工期、工事場所等を掲載した工事案内を自治会長さんにお届けして自治会の回覧板に添付してもらいます。
例えば河川の浚渫や除草、農道の舗装、治山工事や公園工事等の沿線住民の通行等にあまり影響のない工事であれば、これで事足りることが大半です。
沿線住民への挨拶
しかし、弊社が主に施工する道路側溝の入替や下水管の布設工事等の生活道路上での作業はそれだけでは足りないことが多々あります。
自治会長さんへの工事案内のお届けと並行して工事沿線の方々には直接お伺いして挨拶と説明をすることが多いのですが、これにはいくつかの事情があります。
自治会長さんへの工事案内のお届けと並行して工事沿線の方々には直接お伺いして挨拶と説明をすることが多いのですが、これにはいくつかの事情があります。
沿線住民の方々へ直接挨拶する理由
前述のとおり、弊社が主に施工する生活道路上の工事では沿線住民の方々に直接挨拶に伺う理由は次のようなものがあります。
通行に支障が生じることが多い
生活道路での工事のうち、例えば道路側溝の入替工事では建物に接する既設側溝を撤去する際に、建物の前を幅も深さも1m弱掘ることになります。
又、下水管は道路の中心辺りへ埋設することが多いですが、時には2m以上掘ることもあります。
となると、どちらにしても当然工事中の出入りに支障が出ます。
工事前に説明をし、日中の出入りの有無や方法等を事前に確認して対策できるようにしていなければ、大きく迷惑をかけてしまうことになります。
こういったことを防ぐためにも工事沿線の方々には事前に声をかけて話を聞くことが大切です。
又、下水管は道路の中心辺りへ埋設することが多いですが、時には2m以上掘ることもあります。
となると、どちらにしても当然工事中の出入りに支障が出ます。
工事前に説明をし、日中の出入りの有無や方法等を事前に確認して対策できるようにしていなければ、大きく迷惑をかけてしまうことになります。
こういったことを防ぐためにも工事沿線の方々には事前に声をかけて話を聞くことが大切です。
ときには民地内での作業が必要なことがある
古い側溝は蓋のついていないものが多いのに対して、住宅街で入れ替える側溝は蓋付きのものになることが大半です。
その際に建物のコンクリート土間や駐車場と高低差が生じることがあり、その高低差を解消するために民地内の一部をすり付けるために造作させていただくことも。
もちろん、そのようなことを住民の方に黙って施工することはできません。
事前に測量をし、どのようになるかを説明をして住民の方に同意を得る必要があります。
※公共工事に伴う一定範囲の民地内での造作は当該公共工事の請負金額に含まれることになります。
その際に建物のコンクリート土間や駐車場と高低差が生じることがあり、その高低差を解消するために民地内の一部をすり付けるために造作させていただくことも。
もちろん、そのようなことを住民の方に黙って施工することはできません。
事前に測量をし、どのようになるかを説明をして住民の方に同意を得る必要があります。
※公共工事に伴う一定範囲の民地内での造作は当該公共工事の請負金額に含まれることになります。
境界や現況の確認
実は道路側溝の入替工事の際には、現況の側溝が官民境界を越境しているのを解消するために行うことがあります。
そのような際には、発注者である役所側も対象となる方に対して説明をしますが、施工業者側でも事前の説明を行います。
どの位置に新しい側溝を入れ、現況の場所に境界杭等の確定させるものをどのように復旧するのか。
この説明と立会いをすることで、後々生じる恐れがあるトラブルの芽を摘み取ります。
又、既存の側溝に接していている建物や塀等の構造物の現況を確認し、住民の方に立ち会っていただいたり、ときには写真を撮らせていただくこともあります。
十分に注意して施工をするとしても、接触等によって傷をつけてしまう可能性がゼロではない以上、こういった事前対策は必要になります。
そのような際には、発注者である役所側も対象となる方に対して説明をしますが、施工業者側でも事前の説明を行います。
どの位置に新しい側溝を入れ、現況の場所に境界杭等の確定させるものをどのように復旧するのか。
この説明と立会いをすることで、後々生じる恐れがあるトラブルの芽を摘み取ります。
又、既存の側溝に接していている建物や塀等の構造物の現況を確認し、住民の方に立ち会っていただいたり、ときには写真を撮らせていただくこともあります。
十分に注意して施工をするとしても、接触等によって傷をつけてしまう可能性がゼロではない以上、こういった事前対策は必要になります。
住民の方を無視して工事はできない
というわけで、様々な理由はあれども工事を始めるにあたって近隣の方々を無視することはできません。
トラブル回避の観点からの話が中心になりましたが、前提として公共工事は地域の方の生活環境改善のためのものです。
それを理解していただいて、工事を進めることが大切だと思っています。
トラブル回避の観点からの話が中心になりましたが、前提として公共工事は地域の方の生活環境改善のためのものです。
それを理解していただいて、工事を進めることが大切だと思っています。
大松建設興業株式会社での地元説明の進め方
地域の同規模の同業者では基本的に監督が行うことが多いけれど
工事の地元挨拶は、現場監督が行うことが多いのですが、弊社は基本的に総務(このブログを書いてる人)が行います。
もちろん、測量等の現地確認の際に現場監督も挨拶や説明を行いますし、場合によっては二人で説明にあがることもありますが、監督だけに負担をかけることはありません。
もちろん、測量等の現地確認の際に現場監督も挨拶や説明を行いますし、場合によっては二人で説明にあがることもありますが、監督だけに負担をかけることはありません。