皆様、こんにちは。
愛知県豊橋市の土木建設業、大松建設興業株式会社です。
先日より建設業の働き方についてブログを書かせていただいています。
会社のことをもう少し知ってもらうため、今回の話は大松建設興業株式会社の主要業務である道路工事についてです。
『道路工事』の中にも区分がある
事業規模等によって道路工事の中でも区分があります。
弊社で多いのは『道路改良工事』や『道路維持工事』として区分されるものになりますが、それぞれの特徴を説明します。
弊社で多いのは『道路改良工事』や『道路維持工事』として区分されるものになりますが、それぞれの特徴を説明します。
道路改良工事とは
例えば車道と路肩しかない道路に歩道を新設したり、一車線を二車線に、幅員を拡幅する等、既存の道路をより良い道路にするための工事を『道路改良工事』といいます。
文字のとおり道路をより良いものにする工事ということですね。
道路改良工事では、一つの現場に数カ月以上携わることもあります。
文字のとおり道路をより良いものにする工事ということですね。
道路改良工事では、一つの現場に数カ月以上携わることもあります。
道路維持工事とは
道路維持工事はその中で更に細分化されますが、基本的に現在不備があるものを直すような工事を指します。
例えば、
・排水不良を起こしている道路側溝を入れ替える。
・壊れた道路施設や舗装等を直す。
・道路の視認性を悪くする草木を伐採する。
・事故が起こりやすそうな箇所に標識やカーブミラー等の安全施設を設置する。
等々……
道路改良工事がある程度の範囲全体の道路に手をかける工事であるなら、道路維持工事はピンポイントの工事といえます。
例えば、
・排水不良を起こしている道路側溝を入れ替える。
・壊れた道路施設や舗装等を直す。
・道路の視認性を悪くする草木を伐採する。
・事故が起こりやすそうな箇所に標識やカーブミラー等の安全施設を設置する。
等々……
道路改良工事がある程度の範囲全体の道路に手をかける工事であるなら、道路維持工事はピンポイントの工事といえます。
道路の管理者によって工事の規模も異なる
皆さんも『国道』『都道府県道』等という言葉を聞いたことはあると思います。
文字のとおりですが、
原則として国道は国が管理、都道府県道は都道府県が管理、市町村道は市町村が管理する道路です。
※国道の一部は都道府県が代わりに管理していることがあります。
その管理者によっても工事規模などは大きく変わっていきます。
文字のとおりですが、
原則として国道は国が管理、都道府県道は都道府県が管理、市町村道は市町村が管理する道路です。
※国道の一部は都道府県が代わりに管理していることがあります。
その管理者によっても工事規模などは大きく変わっていきます。
基本的に考えれば、国>都道府県>市町村
道路の規模や重要度が高いほどに国が管理することが多く、住宅街等の狭い道路ほど市町村が管理する道路という傾向があります。
弊社の事業規模では、国(この場合は国土交通省)が発注する工事を受注することはまずありません。
都道府県(弊社の場合は愛知県)か市町村(同様に豊橋市)が発注する、県道や市道の工事が占める割合の一番多くを占めます。
弊社の事業規模では、国(この場合は国土交通省)が発注する工事を受注することはまずありません。
都道府県(弊社の場合は愛知県)か市町村(同様に豊橋市)が発注する、県道や市道の工事が占める割合の一番多くを占めます。
維持工事ではこんなことも
道路改良工事は、前述のとおり基本的に一つの場所で数カ月以上に渡って工事を進めますが、維持工事では俗に『修繕もの』と呼ばれる工事を受注することも多々あります。
一件の工事契約に数十件の工事場所!?
『修繕もの』と呼ばれる工事は、その道路管理者の管理範囲内の複数箇所にてそれぞれの問題に合わせた施工をするというものがあります。
例えば、
・錆びて視認性の悪くなった道路標識やカーブミラーを新しいものに入替える。
・自動車事故で曲がってしまったガードレールや柵を入れ替える。
・転落の恐れがある箇所に防護柵を設置する。
・狭い道路でスピードを出させないための段差を生じさせる「ハンプ」という構造物を設置する。
・点字ブロックの一部を入れ替える。
等々の工種を一つの契約の工事の中で施工した実績があります。
例えば、
・錆びて視認性の悪くなった道路標識やカーブミラーを新しいものに入替える。
・自動車事故で曲がってしまったガードレールや柵を入れ替える。
・転落の恐れがある箇所に防護柵を設置する。
・狭い道路でスピードを出させないための段差を生じさせる「ハンプ」という構造物を設置する。
・点字ブロックの一部を入れ替える。
等々の工種を一つの契約の工事の中で施工した実績があります。
修繕ものは一日に複数現場を回ることも珍しくない
先述のような『修繕もの』と呼ばれる工事では、一日の施工で複数現場を回って工事を進めることさえ珍しくありません。
施工時間と移動時間を考慮して計画を立て、その計画どおりに進められる技術も求められます。
又、工事の際には近隣の方への挨拶と説明がありますので、現場が増えれば増えるほどにすることが増えます。
施工時間と移動時間を考慮して計画を立て、その計画どおりに進められる技術も求められます。
又、工事の際には近隣の方への挨拶と説明がありますので、現場が増えれば増えるほどにすることが増えます。
それぞれの工事に特徴と楽しさがある
同じような作業を続けたいのであれば、道路改良工事の類の方が向いていますし、
様々な工種や場所で工事をしたいのであれば、道路維持工事の類の方が楽しいでしょう。
どちらがいい悪いではなく、特性に合わせて工事を担うことができた方が仕事を楽しめるのではないでしょうか。
様々な工種や場所で工事をしたいのであれば、道路維持工事の類の方が楽しいでしょう。
どちらがいい悪いではなく、特性に合わせて工事を担うことができた方が仕事を楽しめるのではないでしょうか。